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水の中のセロリ [日記]

夏のセロリは浅漬けで食べたい。
というのは、あの齧ったときに青臭い清涼感の漂う代物をきん、と冷えた水の中に晒してみたいという願望があるからだ。

セロリの筋をピーラーで剥く。透明なリボンが銀のたらいの上に落ちていく。
セロリを斜めに切った後は、浅漬けの素を作る。
ビニールの袋に水と砂糖、酢を入れ、少し黄金色になった液体に、鷹の爪をぱらぱらと落とす。ビニール袋の中で赤い輪っかが右に左に泳いでいる。まるで、縁日の金魚のようだ。
そこに刻んだ昆布と切ったセロリを入れる。
冷蔵庫で約半日。

口に含むと、シャリシャリとしたセロリの心地よい歯ごたえが伝わってくる。
この茎にはあの水が溶けこんでいるに違いない。
青臭さはいったいどこへ? 鷹の爪の金魚と一緒に、流しに流れたのだ。と、私は都合よく思うことにする。

夕飯の後に、何年も会っていない後輩に暑中お見舞いを書いた。
今朝の電車のなかはもう随分空いていた。
まだ終わっていない誰かの夏休みが始まっていたのだ。


■今日のレシピ:【農家のレシピ】セロリの簡単浅漬け
http://cookpad.com/recipe/1595671

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